- けいりん
- I
けいりん【形臨】書道で, 主として手本の字形を学び写すこと。IIけいりん【桂林】(1)カツラの林。 また, 美しい林のたとえ。(2)文人の仲間。~の一枝(イツシ)、崑山(コンザン)の片玉〔「晋書(郤詵伝)」の, 晋の郤詵(ゲキシン)が賢良の試験で第一等となり, 雍州の官吏に任ぜられた時, 武帝の問いに, 桂林の一枝, 崑崙山の玉の一片を得たにすぎないと言った故事から〕わずかばかりの出世。 また, 科挙に合格することのたとえ。IIIけいりん【桂林】中国, 広西チワン族自治区の北東部にある観光都市。 紙・茶などの集散が盛ん。 石灰岩地帯独特の奇峰に富む南画的な景勝の地として有名。 コイリン。桂林(漓江下り)IVけいりん【競輪】職業選手によって行われる自転車競技。 また, その勝者や着順などをあてる賭け。 自転車競技法による競輪では, 前もって車券(勝者投票券)を発売し, 的中者には配当金が支払われる。Vけいりん【経綸】国家を治めととのえること。 また, その方策。VI
「国家を~するの道を得/明六雑誌 10」
けいりん【鶏林】新羅(シラギ)の別名。 転じて, 朝鮮の別名。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.